Hotball通信

レジといいます。ウイイレのTP(=Team Play)クラブ「AS Vecchio(エー・エス・ヴェッキオ)」に所属しています。このページは、2020年8月より個人のTP活動と共に、ASVの活動中心にTPに関する記事をアップしていきます。記事の閲覧はページ右の「カテゴリー」、もしくは「最新記事」から探して頂くと見つけやすいと思います。拙い記事ですが、記者目線という妄想的・独善的な設定でTP活動をリポートして行きます。

【TP】プレー検証02:最終ラインのマークについて

さいまたまたプレー検証。

問題のシーンはこちら。


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攻撃:青

守備:赤

黄色の〇:ボールホルダー

黒の矢印:マークの相手

check:左サイドから攻撃を受ける赤の最終ラインのマーク担当

 

 

簡単に見るなら、赤、青ともに最終ライン付近にいる3人。

■ボールホルダーの青⑨

⇒一番近くにいる赤⑨

 

■青⑨の斜め前にいる青⑩

⇒赤⑩

 

■青⑩の右横にいる青⑪⇒赤⑪

 

 

 

【応用編】

上記ではマークの担当書いてみたが、これは至ってシンプルでそれほど難しい事柄ではない。

ただ、注意点としてはボールホルダーに近い青⑩の裏抜け

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青⑩がエンドライン際までオフサイドのタイミングを見計らって走りながら降りた場合、青⑩のいたスペースが空く。

そこへ右隣の青⑪が走りこめば…。

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青⑨から縦に送られたボールを、動きながら青⑩が受ける。

青⑩が自分のいた所へ走り込む青⑪へパスを戻すことで、青⑪はシュートチャンスを得る。

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こんなこと言葉にしてしまえば、「そういうオプションもある」と一言で済みそうだが…そうではない。

問題なのは、

「動きながらスペースでボールをもらうこと」

「縦と斜めの動きで、縦と斜めのギャップを作り出すこと」

このどちらかだけでも効果はあるが、2つ重なると効果はそれ以上になる。

 

だが、守備もそれを予測したり、このシーンでは最悪GKのポジショニングで最悪の「失点」という結果は回避できるだろう。

この応用への対応は、「ワンサイドカット」だろう。

もし青が⑩が縦に流れたとしても、それだけではまだ危険度は低い。

その時に青⑩の選択としては、

1:自分で切り込む

2:青⑪へパス

3:青⑨へ戻す

4:ほかの選択肢の為にボールキープ

ではないか。

 

 

だとすれば、3と4はさせておいても良いプレー。

問題となるのは1と2。

なのでライン際はダブルタッチや揺さぶって抜きに来ることが多いので、そこに気を付ける。

なので、赤⑩は青⑩のカットインと青⑪へのパスを警戒した付き方をする。

※できるのであれば、青⑩に良い姿勢でパスを受けさせず、厳しくチェックに行ければ◎。

 

そして青⑪へパスが出された場合、赤⑪は簡単にシュートを打たれないように受け方を左サイドラインに向くようにマークに付きに行ければ、もしシュート打たれたとしてもフリーでシュートを打たれるような厳しい弾道は飛ばないだろう。