新たなTPグループ「TW」
行く宛もなくさ迷う=野良
深夜を過ぎてTPのラ対(=ランダム対抗)を探すも、いつものSOONさんのTPはやはり満員。
定期開催でマナー良く慣れたプレーヤーがいるのは、大きな魅力。
さらに深夜を超えて3時頃までやっているという点も他とは違う大きな強み。
こんな時間まで開催されているTPは、まずない。
目を疑う数々
新規開拓するしかないと、幾つかのTP部屋を物色。
※物色=部屋メンバーのTP消化試合と評価点をチェック。
物色する理由は、安心してプレーできるかどうかを見定めるため。
やってみないとわからないというのもありますが、試合数があまり少ないと「サブ垢」か「未経験者」が疑われる。
未経験者の場合、ゲームそのものが成り立たない可能性がある。
さらには、試合数や評価点でどのくらいの頻度、質でプレーできているかがわかる。
※TPは基本ポジションを固定して行う為、ポジションの役割を捨てて自由に動くとフォーメーションが崩壊してしまい、役割を全うできなくなる。
もちろん私自身評価点は低いので、偉そうに言えたきりではない。
だが、1000試合以上している猛者ばかりの所に入っても足手まといになるし、自分としても得るものが少ない。
自分のレベルに合ったプレーをできることが最も大事だ。
部屋のタイトルを見る限り、TPに不馴れなプレーヤーたちがグループを作り、アウェイでプレーしてくれる人間を待っているようだ。
だから「野良はアウェイへ」と部屋タイトルに書かれている。
野良…って。。。
言葉のチョイスに、少し不安を感じる。
※配信者の口が悪い、言葉のチョイスで、雰囲気的に避けたい部屋もあります。
さて、部屋に入ってみると、まず驚く。
「試合を始めます」→「乃木坂は好きですか?」というやり取りから、「ちゅきです」「○○推しでと来るではないか。」
何だこの部屋…。
乃木坂推しのグループだったのか。
ヤバイ所に入ったかも(汗)
当然のごとく、アウェイのメンバーはスルーで無反応。
別に乃木坂はどうでも良くて、TPがやれればそれでいい。
Youtubeで配信をしているというではないか!!
行ってみると、11人のオタクがバカ騒ぎしている。
おいおい、大丈夫か…。
案の定、始まってみるとTPの不馴れさ全開。
アウェイに面白いようにやられ、戦犯をいじる。
やれやれ、とんでもない所に来てしまった。
もう出よう、と密かに思う。
何故か憎めない、わいわいの一体感、それが彼らの魅力
TPに不馴れなオタクがプレーしている
自分のレベルにあってない
配信がバカ騒ぎ
さらには、アウェイプレーヤーがポジションを守らない
もう十分です。
ところが、この深夜2時近くでTPのラ対を開催している部屋は多くはない。
だから、知らないうちに人がやってきてしまう。
もう少しやるか。
しかし、弱い!!
アウェイが日本代表にしても、彼らは負け続ける。
得点が取れない。
失点が多い。
それでは勝てない。
しかも、アウェイの日本代表選択はTWが指定してきたのだ。
「恥ずかしいけど」と言いつつも、日本代表選択を指定する辺りは勇気があると見るべきか、あつかましいと見るべきか。
配信を聞いているうちに、TPの進め方やプレーでわからないことが多いのだとはっきりわかる。
私の悪い癖で、そういう人には声をかけてしまう。
「早くボールを手放さないと、攻撃の選択肢がなくなってしまう」
「ボールがもらえる距離感を意識しないと、ボールをもらえない」
など。
彼らはTPがわからないことについて、とても素直だ。
指摘をアドバイスと捉える。
そしてそれを実践しようとする。
見ていて好感が持て始めた。
さらには試合をこなしていくうちに、オタク色は消えてTPを楽しむプレーヤー色が強くなっていく。
乃木坂好きだとは言え、彼らは元々ウイイレの1onでそれなりの力を持つプレーヤーたち。意識が修正されれば、動きの質も変わっていく。
さらに、指摘を受けてすぐ改善されるわけではないが、弱くてもTPを楽しんでいる彼らの配信は惹き付けられる。
そして、その雰囲気は本当に楽しんでいるのだと心から感じる。
思い返してみて。
最初はどうだった?
自分だって、最初は何もわかってなかった。
何もできなかった。
誉められることなんてなかった。
自信がある程度ついてきたのも、最近の話だ。
誰かに手を差し伸べてもらって、導いてもらったじゃないか。
以前の自分と彼らが少し重なって見える。
気がつけば、3時。
もうさすがにこの時間TPをやっている部屋はない。
どんどん入ってくる。
中国の方々も連れに声かけて入ってくる。
部屋は22人、満員。
TWも、まさかの展開に盛り上がる。
まさか満員御礼とは!!!
TPも配信のタイトルにも驚く…。
TWが野良をボコボコにします
嘘だろ、おい…。
配信終了時、みんなが疲れ果てた。
時計は4時を指す。
4時?
もう朝やん!!!
でも、やめられないんだよね。
そういう楽しみを彼らもこのTPというウイイレのスタイルに感じたようだ。
乃木坂が好きだというグループが一体となり、他のグループに挑む。
やりがいを感じないはずがない!!!