Hotball通信

レジといいます。ウイイレのTP(=Team Play)クラブ「AS Vecchio(エー・エス・ヴェッキオ)」に所属しています。このページは、2020年8月より個人のTP活動と共に、ASVの活動中心にTPに関する記事をアップしていきます。記事の閲覧はページ右の「カテゴリー」、もしくは「最新記事」から探して頂くと見つけやすいと思います。拙い記事ですが、記者目線という妄想的・独善的な設定でTP活動をリポートして行きます。

週刊ASV(2021.07.10)

 

ASVラジオ】

先週のスタバに引き続き、今回も冒頭はTPとは関係のない話題から。

夏を前にしたこの季節、それぞれの過ごし方、それぞれの迎え方があるだろう。配信者のさかにとって「自宅の庭の芝刈り」、それが夏が近づくこの時期の迎え方にあたるようだ。一年中青々と茂る種類ではなく、冬は枯れ春に芽吹く一般的なタイプの芝だそうだが、その芝も夏を迎える頃には背が高くなる。湿気が多く、日差しは眩暈さえ起こさせる中で、せっせと芝を刈る姿は「頼もしい父親」と子どもたちの目には映るのだろうか。刈り終わった翌日の芝の感触は格別らしく、さかは「散髪したての感じ」と表現する。しかし「散髪」という言葉を使ったことで、コメント欄が騒がしくなったのは想定外だったようだ(近年は「髪を切ること」を、散髪や床屋とは言わない)

配信者の身近な話題から入った今週のラジオは、まだまだ配信者の身近な話題が続く。時々さかがツィートしていた自身のダイエットについて-12.3kgの成果を出し、現在は体脂肪率に挑戦中だという。ダイエットを成功して感じたのは、太っていた時の体は不健康だったということ。すべてがコロナ禍のせいではないが、この2年程生活や仕事のスタイルの激変により、体重や運動に気を使う方は増えていると思う。食生活や運動の見直しは必須となり、炭水化物の摂取を控え、エアロバイクによる運動を継続したさかの減量は1つの成功例と言えるだろう。

最後に先週行われた3試合の振り返り。11節のFC LLV戦はこれまでの対抗戦同様に難敵で勝ち点を獲得することはできなかった。12節のUndecimとは接戦を制し、勝ち点3を獲得。13節のA Unitedには久しぶりに攻撃陣が爆発した。3試合で勝ち点6を獲得したことと、ロースコアで粘り強く戦えていることはポジティブだと評価した。

 

 

【第14節×WE310】

H:ASV(4-1-4-1)A:WE310(4-1-2-3)

使用チーム:ウクライナ

ASV -1 WE310

f:id:regi-sb:20210712184508j:image

これまで何度も苦渋を飲まされた難敵WE310との対戦。リーグ戦の要所で対戦し、勝ち点を取りこぼした過去が脳裏をよぎる。

WE310はキックオフからボールを蹴り出すことなく、ボールを繋ぎ3トップへとチャンスを託す、そんなスタイルに変化していた。サイドに張るWGへの縦へのスルーパスや、中を走るCFへのパスが相手陣内でのファースト・チョイスだったようだ。何度も仕掛けられるサイドからの突破をASVは試合を通して我慢強く回避していた。

こうした守備の頑張りもだが、この試合開始5分で先制できたのは大きかった。相手のゴールキックのこぼれ球をハーフウェイラインで拾ったポテは後方へのパスを選択。これをハンモーが一気にサイドハーフへグラウンダーの速いパスを通し、少ないタッチで繋ぎ、chamからのスルーパスを受けたもぎもぎが豪快に蹴り込んだ。この一連のプレーの中で、後方への戻すパスが2本ある。通常ラ対などでは前へ前へとボールが運ばれるが、後方へのパスを選択できることがで、相手の守備に隙を生み出させるのだ。ASVの攻撃陣は生まれた隙を見逃さなかった。

しかし前述した通り、敵のサイドからの突破は同点弾を生み出した。5分の先制後WE310にサイドの突破を許すと、クロスから失点。

同点となり振り出しになったが、攻撃陣は盛り返しを誓う。

27分には再びリードを奪う。サイドから攻め上がると最後は中央でのワンツーからのーのがシュート。こぼれ球をもぎもぎが決めた。WE310のDFラインは低くゴール前を固めていたが、その間を縫うように3人で崩したお手本のようなプレーだった。

前半を2-1で終え後半に入ると76分、待望の追加点が入る。ASVゴールキックから始まる両チームのこぼれ球の奪い合い、これが思わぬ展開を生んだ。もぎもぎが拾ったボールをWE310のDFがカットするが、これがWE310のDFライン裏に大きくこぼれた。これに1人反応していたのが、右サイドのふっちゃん。単独でPA内へ持ち込むと最後はGKを見て冷静に決めた。試合はこのまま3-1でASVが勝ち点3を獲得。

 

 

【第15節×Liberte】

H:Liberte(4-1-3-2)/A:ASV(4-1-4-1)

使用チーム:スペイン

Liberte -0 ASV
f:id:regi-sb:20210712184517j:image

 首位を走るチームとの対戦だが、相手の人数不足により9対11での試合となった。ファーストシュートを放ったASVは勢いのまま何度もLiberteのゴールに迫るが、ゴールには至らず。前半を0-0で終えた。

後半も膠着状態が続く中、思わぬ形でスコアが動く。

75分、LiberteはCOMが中盤でカットすると、サイドで縦にフライスルーパス。しかしこれは受け手とのタイミングを考慮しないパスだったため、SBのたらいは容易にカットできた。とはいえ、プレスをかけてくる相手に背を向けた状態のたらいは、バックパスを選択。パスをもらうためにたらいに近づいていたGKうめしゅは、近くにいたさかへダイレクトで渡す。しかしそこに割って入ったのが、たらいにプレスをかけていたLiberteアタッカー。たらいがGKへボールを戻した後、うめしゅからさかへのパスコースをカットに入り、奪った瞬間目の前は無人のゴールだった。Liberteに先制点が入る。

その後Liberteは引いてゴール前を固め、1-0でASVを下した。

 

 

【編集のイチオシ】

イチオシに関連するのは、上記のLiberte戦の失点シーン。先に言い訳をしておくと、文章中に名前が出たプレーヤーや、チームのプレーを批判するつもりはない。どこかでそれぞれが省みる点はあるかもしれないが、さかが常に口にする通り「失点は、1人だけのせいではない」のだ。

実際サイドのフラスルは、味方のパスミスから始まったもので、そこから相手に追われる形でボールをカット、相手のコースカットの動きに気付けなかったパスの出し手と受けて、その一連のプレーの中で周囲は声を出して知らせていたか、そもそも攻撃陣が点を取っていれば敗戦に直結はしなかったと、いくらでも省みる要素はある。

失点シーンに絡んだプレーヤーは、残りの15分をどんな気持ちでプレーしただろう。

今週の「編集のイチオシ」は、ASVそのものである。上記の失点は拮抗した展開だっただけに痛いモノであったのは間違いない。だが失点直後、何人ものプレーヤーが「まだ行ける」「気にするな」「点を取ろう」と声を出した。これまで失点してから、沈んだり声が少なくなることもあったが、このシーンは違った。

それはパスミスをしたうめしゅが、これまで何度もチームのピンチを救ってきた人物であり、チームとしてもこの試合、最近の試合でチームの出来に手ごたえを感じていること、強いては普段からのチームや個人の在り方が反映されたシーンと言える。

実際もそうだが、サッカーはミスの頻発するスポーツであり、時にサッカーは「人生の縮図」とすら言われる。ミスは誰にだってあり、いつだって付き纏う。ミスをしたとき、批判や指摘するのは簡単だ。だが、それは出来る限り「生産的な物である」よう配慮されるべきである。つまり声掛けは「状況を悪化させない」「好転させるもの」であるべきだ。試合もリーグ戦も、まだまだ続く。その中で少しでも良い状態でプレーできるような配慮がなされるべきだ。だが、これは誰もが知っていることだが、実際に行うのは難しい。そんなことを当たり前のように行えたASVイレブンを今回はイチオシしたい。

ここ数試合、攻撃や守備のメンバーの入れ替えがあった。さらには攻守の仕方も変更があった。そしてチームの団結力が改めて示された。リーグ戦も残り1ヶ月切り、いよいよ佳境へと向かいつつある。このようなポジティブな状態で迎える残り8試合、暑い夏を迎える戦いを楽しんで欲しい。