Hotball通信

レジといいます。ウイイレのTP(=Team Play)クラブ「AS Vecchio(エー・エス・ヴェッキオ)」に所属しています。このページは、2020年8月より個人のTP活動と共に、ASVの活動中心にTPに関する記事をアップしていきます。記事の閲覧はページ右の「カテゴリー」、もしくは「最新記事」から探して頂くと見つけやすいと思います。拙い記事ですが、記者目線という妄想的・独善的な設定でTP活動をリポートして行きます。

TP練習「SBは難しい」

今週は火曜日、金曜日、土曜日、日曜日の4回のTP。定期練習は週2回でしたが、臨時で2回追加。

前々回はCB、前回はRSBでプレー。RSBはCBに比べてポジショニングが難しく、攻守の切り替えや予測をしっかりしておかないと難しいというのが感想でした。

 

 

 

【攻め上がれない】

 

最終ラインに合わせて攻め上がりはしますが、マルセロやキミッヒらのようにオーバーラップができません。理由は明白で、「攻め上がった時の後ろに空いたスペースを突かれたくない」「前線でオーバーラップを必要とされていないように感じる」というもの。

前提としてSBは攻撃<守備なので、攻撃参加もさることながら、守備の安定が第一になります。なのでオーバーラップをするためには、味方のサポートが必要になります。例えば、「ボランチがCBまで降りてきて3バックの形になっている」、もしくは「自分が上がった時に逆のSBが上がらず中に絞って3バックになっていること」が1つの基準。

その確認ができなかったり、周りの動きや各プレーヤーのポジショニングを把握できていないと、対応への遅れや立ち位置にズレが生じてしまいます。

あとはチーム戦術として、SBの攻め上がりを必要としていなければ上がらないというのは当然のことです。

 

 

 

 

【守備で翻弄される】

 

サイドプレーヤーにボールが渡ると縦突破されたり、切り込まれて翻弄されて「まともに相手を止めることができなかった」というのがこの日の感想でした。対峙する選手は攻撃に突出したワールドクラスのプレーヤーが多いため、スピードではついていけないことも多々ありました。

守備の前提は、チームで守備をするということです。GKを含め自分以外のプレーヤーといかに守れるかが重要です。そして、ボールを奪うよりも「抜かれないこと」を優先しなければなりません。ボールを奪えればそれに越したことはないですが、操作しているプレーヤーの力量では負けていることが多いので、敢えて同じ土俵で勝負するのは危険度の高い選択になります。

具体的な対応としては、「ディレイをしながら離れすぎずつきすぎず距離をとること」、「相手の選択肢を敢えて2~3つほどに絞り、対応策を用意しておくこと」

サイドにボールが出されたとして、サイドプレーヤーの選択肢はまずパスかドリブルです。さらに絞り込むならワンツーで裏をとるか、縦突破かカットインが最も可能性が高いです。その次にクロスが考えられますが、クロスに関してはボールが蹴り出されるまでにドリブルやワンツーよりも少しだけ時間がかかるので慌てて対応を考えなくてもよく、また蹴り出されるコースを限定できれば、そこに足を出すだけでカットできます。

クロスで気を付けることは、慌ててコースカットに入ることです。キック・フェイントをかけてくることも多々あるので、「ここで蹴る!!」という確実なタイミングやコースに追い込むことが基本になります。そのために「無闇に足を出さない」、「距離感をしっかり保つこと」が大切です。

 

 

 

 

【課題への対応策】

ここに書いたことをしっかり守りつつ、Discordで声を掛け合えるため、味方の動きを把握できれば、今回のように相手に翻弄されたり、ポジショニングの悪さで後手をとることが減ると思います。

目指すは「能動的な守備」です。守備は相手のアクションに対して対応していくことが主ですが、予め予測したり、選択肢やコースを限定できれば、守備主導でプレーできると考えています。なので、予測状況把握判断ができれば、能動的な守備ができる機会もグッと増えるはず。