Hotball通信

レジといいます。ウイイレのTP(=Team Play)クラブ「AS Vecchio(エー・エス・ヴェッキオ)」に所属しています。このページは、2020年8月より個人のTP活動と共に、ASVの活動中心にTPに関する記事をアップしていきます。記事の閲覧はページ右の「カテゴリー」、もしくは「最新記事」から探して頂くと見つけやすいと思います。拙い記事ですが、記者目線という妄想的・独善的な設定でTP活動をリポートして行きます。

週刊ASV(特別号)「ASV代表へのインタビュー(後編)」

後編は

「チームマネジメント」と「今後のASVについて」をお送りします。引き続きよろしくお願いいたします。

 

【チームマネジメント】

レジ  リーダーとしての仕事(役割)は、どんなことがあるのですか?

 

さか                           

  •  eSリーグ参戦手続きと運営さんとの報連相
  • メンバーの出欠確認
  • 対抗戦組み
  • リーグ戦結果報告
  • スカッド作成
  • 新しい仲間探し

大変なのは以上!

あとはみんなとワイワイディスコで話す事ですかね。(いじられてるだけですがw)

 

レジ  報連相は本当に1人で黙々とされているのを見ていると、本当に申し訳ない気持ちです。大変だとは思いますが、嬉しさもありますよね?

 

さか  もちろん!楽しんでやってますし、みんながフォローしてくれて、やっとちゃんとした報告になってますから1人でやってる意識じゃないですねw背番号とかポジションとかメモるの忘れちゃうんですよね…w

 

レジ  謎の背番号(笑)チーム運営についてお聞きします。ASVはどんな形で運営しているのですか?

 

さか  私、実はキャプテンじゃないんです。細かいですが代表なんです。副代表をシュガさん、ポテさん、のーのさんに、スーパーバイザーをカムさんにお願いしています。これが9thの運営陣(フロント陣)です。私はプレー面では下手ですし、ひとつの指標であるレートも600台後半です。なので、ASVのサッカー面は副代表のポテさん、のーのさんに一任しています。

 

レジ  なるほど代表ではあるけれど、実際にゲームでのリーダーシップは副代表の方が執るというわけですね。

 

さか  そうです!なのでスカッドも最終的な責任はもちろん私ですけど、相談はしています。

 

レジ  スカッドを組む上で配慮していることや考えを教えて下さい。

 

さか  ちょっと正確に表現しておきます。影でゴソゴソしてる訳じゃないので。相談というより事前報告に近い感じです。で、何か意見ありますか?って確認する感じですね。この部分で誤解が生まれないようにしておきたいです。

まずは配慮面ですが、明確なレギュラー補欠制度を設けていませんので、核に据えている少数の選手以外は、なるべくシーズンを通して同じ出場試合数になるように配慮しています。
次に考え方としては、このメンバーで戦えばきっと勝ってくれるだろう!という気持ちになれるかどうかというインスピレーションを1番大切にしています。

 

レジ  具体的に、「このメンバーなら勝てる」というインスピレーションとはどういう点で感じるものなのでしょうか?得点力とか、守備力とか。

 

さか  完全にカンですw  ただ対戦相手との試合をなんとなくシミュレーションして、殴り合う展開になりそうか、かたい試合になりそうなのかを想像して、攻撃的なスカッドでいくか、守備を重視したスカッドでいくかを決めています。

 

レジ  スカッドを組む上で躊躇したり、後で後悔したことはないですか?

 

さか  躊躇する事、悩む事はありまくりですね!ただ勝負事なんで、たらればは無いですし、採用しなかった案にしとけばよかったという後悔はほぼしないですね。あってもシーズン中、1回2回ですかね。(殴り合うつもりで、こっちだけ全然点取れなかった時とかw)

 

レジ  ちなみに、何に躊躇したり、悩むんですか?

 

さか  主に試合展開の想像というか予測が合ってるかどうかですね。ここを外すと試合展開が後手にまわるような気がして、1番真剣に考えています。

 

レジ  人選とかシステムではないんですね?

 

さか  システムは、シーズンインしたら本当に危機的状況にならない限り変更しないというか出来ないので、そこに悩みはありませんね。(過去に3バックをシーズン中に諦めた事が1回ありますが、それだけですね)

人選は悩みというより、サカつくの本懐みたいなところなので楽しんではいます!それにうちはメンバーも少なくて、2ポジション以上の練習してもらってるとはいえ、そこまでのスカッドの自由度は無いのであまり悩まないですね。

 

レジ  整理すると、まずは試合展開を想像して、チームとしてどうアプローチしていくか、それを実践するためにはどういうメンバーにするかという順に考えているのですね。

 

さか  そうです!そうです!

 

レジ  さかさんはマイクラブでローマの歴代所属選手でスカッドを組んでいますが、マイクラブ(1on)でもそういう手順ですか?

 

さか  1onは真逆ですw  相手の事なんか全然気にしてませんw  1onは、自己表現の場というか、個性の発揮場所だと思っているんですよね〜。レートより大事な物を持ってるプレーヤーが居てもいいよねって思っています。
ただし、レートを諦めて、拗ねてる訳じゃ無くて、こだわりのスカッドで、自分の最高レートを更新したいという目標で1onやってますね。だから「縛ってる」って感覚も皆無なんですw

ローマで指揮した事のある監督ありき(直近では、2021はラニエリ、2020はスパレッティを使ってますね)で、あとは現役選手をメインに、その監督で使えるポジションに適正のある選手を好きなように起用しています。だからレートも伸び悩むんでしょうねwww

うちのチームのレート高い人は試合中でもポジションだったり作戦だったり攻守意識とか、いろいろ柔軟に修正しますもんね。

 

レジ  いや、正直安心しました。普通は自分たちありきですから。あまり相手のことを考え過ぎてもダメですが、試合展開や相手についての考察を先に行われることは素晴らしいと思います。

 

さか  ありがとうございます。リーグ参戦初期の頃は、自分達の事で精一杯だったので、1on気味だったような気がしますが、ありがたい事にメンバーの入れ替わりもチームの根幹が揺らぐ程激しくないので、直近のシーズンでやっと先程言ったように人選で悩まないようになってきた感じですかね。

 

レジ  ちなみに、TPのスカッドを組むことは結構エネルギー使いません?しんどさはないのですか?        

 

さか  しんどいですwww  メンバーみんなが想像する1.25倍はしんどい思いしてる自信があります!

 

レジ  いや、ここで「しんどくないです」「楽しいです」って返してきたら、もうスゴすぎる!!

 

さか  正しい返しが出来て良かったですw

 

レジ  話を戻して(笑)   頑張って考えたスカッドでリーグ戦や対抗戦に臨むわけですが、個人単位、チーム単位でのミスや課題はつきものだと思います。そこへはどのようにアプローチしてるんですか?

 

さか  うち真面目な人が多いので個人単位のミスは、言わなくても反省はしてくれてると信じてますので、試合後に殊更注意する事はありません。

チームとしての課題は、試合後や次の対抗戦までに、チームDM(ディスカッション用)で、副代表やメンバーが自主的に投げかけて、みんなで話したりしています。

 

レジ  さかさんはお仕事でもチームの運営・管理というポジションでお仕事されていると聞いていますが、そこで培った経験やスキルはチームマネジメントにも活かされていると感じますか?

 

さか  完璧に合致してるとは思いませんが、チームとして動く仕事ではあるので、少なからず無意識に活かしているかも知れません。

 

レジ  無意識ですか。私はさかさんと携わる機会をいただいて、グループをまとめる術を把握して上手く使われているなと時々思っているのですが。きちんとテーマなどの設定がされていて、言語化する能力も高い。冷静に観察する能力もあり、温かみもある。なのに、チョンボして皆から突っ込まれる。素晴らしいリーダーだな、と。

 

さか  そこまで面と向かって褒められると流石に照れますね!まぁ意識して無いからこそ良いんじゃないですか?素のまま曝け出してるからw  計算感があれば、メンバーみんな大人だから見抜かれて、冷めちゃうでしょうし。

 

 

【今後のASVについて】

レジ  では、ASVについてお聞きしたいと思います。これまでの質問と被るかもしれませんが、「設立当初のASV」と「現在のASV」を比べてみていかがでしょうか?

 

さか  ASVはありがたい事に、eSリーグに6シーズン参戦させて頂きました。(10thで7シーズン目!2019年6月に設立)

設立当初は、毎週 週2回の練習と公式戦1回の計3回の集まりが、みんなの「日常」になる事を目標にチーム運営していました。メンバーお互いの距離感が自然に縮まる事に重きを置いていましたね。勝ち負けは、そこまで重要視してませんでした。

シーズンを重ねる毎に、勝つ喜びも、負ける悔しさも、共有してきました。その想いの足並みが揃って来ましたし、お互いのパーソナリティもだんだんと把握してきたので安心してお互い腹を割ってサッカー面のディスカッションをあーだこーだと言い合いながら重ねてきました。まぁ時には意見がぶつかる事もありますけどね。

今はかなり本音で、話し合えているとは思います。とりあえず私は、ずいぶん素の部分を出しています。

とはいえ、長く続けてきた事によるネガティブな部分といいますか、澱のような物も溜まって来ているのは感じています。
なので10thは「原点回帰」をスローガンに戦っていくとメンバーみんなで決めて頑張っていきます!

ちょっと質問とずれましたね💦
設立当初と比較すると、全メンバーそれぞれ強弱はあるでしょうが、仕事(学校)仲間でもない、ましてや家族でもない、でもとても大切な第三のコミュニティに、どんどんなってきたって思っています!

 

レジ  確かに、先日体験に来られた方からの感想を聞いても、Discordの雰囲気や声の量など、いろいろなところで随分変わったなと思う面があります。

 

さか  そうですね。苦楽を共にしてきてますからね。苦が若干多いですがw

 

レジ  変化せずに同じメンバーでやり続けられることは幸せではありますが、変化のないものは維持・向上はできないですから、ASVはポジティブな方向に変化を迎えられていると言えますよね?

 

さか  だと良いんですけどね!結果がついてきてないので、正直自信は無いです。そうなれるように努力し続けたいです。

 

レジ  そこはとても難しいですよね。このチームの和気あいあいさを残しながら、勝負に徹するというのは。私としては得点力のアップがその解決策だと考えています。

 

さか  本当にその通りですね!
バランス難しいですし、個人個人のチームに求める思いが違いますから絶対的な正解が無いんですよね。同じメンバーでもシーズンによって違いますから。本当にTPって先制点大事ですよね!裏を返せば、とにかく先にに失点しない事!

 

レジ  よくディスカッションでも出ますが、どれだけ頑張って守ってもミスや事故からの失点はあるじゃないですか?そうなってくると、1点でも多く相手より点を取る。取られても取り返す。それができると、試合中でもメンタルを保てたりと相乗効果が望めるのではないかと。

 

さか  ウイイレというゲームを使って11vs11を戦っている以上、どんなに頑張っても失点はします。現実のサッカーも最近は点が入りやすいとはいえ、ウイイレはもっと入りやすいですから、原則試合は殴り合いなんですよね。最近気が付きましたw

 

レジ  話を次に進めますね(もうちょっとこの話題を話していたいけれど)。

設立時におっしゃっていましたが、ASVはクラブ化を狙っていらっしゃるんですよね?クラブ化とは?

 

さか  初めてメンバー以外の方の目に触れるところにこの情報を出しますが、ASVには裏テーマがありまして、それが何かといいますと「大人が真剣にクラブ運営ごっこをする」なんです。

なので段階をきちんと踏んでASVをプロクラブ化させたいと思っています。

なのでまずは、皆様弊チーム公式YouTubeチャンネルのチャンネル登録とベルマークonお願いします🤲w

 

レジ  是非、チャンネル登録とベルマークを(笑)

 

さか  www

笑ってますが、ちょっと真剣に私のTwitterフォロワーさん全員(1060人弱)に頭を下げて、一気にYouTuberチームになりたいですもん!

 

レジ  そこまでとは知らなかったです。

それでは最後の質問になります。10thのASVについて教えて下さい。

 

 さか  10thのASVは、原点回帰をスローガンに、原点を通り越して、より一層「メンバーみんなのチーム」になって行きたいと思っています。

具体的には、今回チーム創立から初めて「シーズンを戦うフォーメーション」を全員ヒアリングして多数決で決めました!

サッカー面においてのディスカッションも、今までも活発でしたが、より一層みんなが意見言い合って作り上げていきたいと思います。

 

レジ  10thの展望や目標などありますか? 

 

さか  今はまだ10thへ一歩踏み出したばかりでチーム内の事で手一杯なので、展望はまだ全然見えていませんが、シーズン終盤まで昇格争いをしていたいという目標はあります。それは昇格ありきという結果としての目標ではなくて、シーズンを通してみんなが良い緊張感とモチベーションを維持してシーズン終盤までTPを楽しみたいという事です!

 

レジ  まだ新しい作品の情報はありませんが、とても楽しみです。代表としても個人としても活躍を楽しみにしています。 

 

さか  eFootball 謎すぎますよねwTPあるのかな?w

とりあえず、代表として、1プレーヤーとして、チームとして頑張ります!インタビューありがとうございました🙇‍♂️

 

 

1週間ほとでしたが、毎日のようにtwitterのDMを使いインタビューをさせていただきました。お忙しい中だったと思いますが、こちらへの配慮もしていただきつつ、丁寧に明確に答えてくださりとても楽しかったです。改めて感謝をさせていただきます。

この記事作成のきっかけは、普段チームをまとめてくれている代表の働きを改めて知って欲しかったことと、これからチームを探すTPプレーヤーの方々にも改めてチームやリーダーの大切さを知っていただけたら、ASVというチームについても知っていただけたらと思ったのが発端です。

取材記事はこれまでに何度か企画したことがありますが、なかなか実現できませんでした。書き手が未熟なのでさかさんの魅力を引き出せたかはわかりませんが、是非多くの方に読んでいただきたい記事です(普段書き手の私からこのようなことを言うことは致しません)。読んでくださった方、長い記事でしたがありがとうございました。皆様、これからもASVをよろしくお願いいたします。