Hotball通信

レジといいます。ウイイレのTP(=Team Play)クラブ「AS Vecchio(エー・エス・ヴェッキオ)」に所属しています。このページは、2020年8月より個人のTP活動と共に、ASVの活動中心にTPに関する記事をアップしていきます。記事の閲覧はページ右の「カテゴリー」、もしくは「最新記事」から探して頂くと見つけやすいと思います。拙い記事ですが、記者目線という妄想的・独善的な設定でTP活動をリポートして行きます。

ロッカールーム② 3選手の退団を発表

 

 

シーズンの終わりはこれまで張りつめていたモノが、吐き出す息とともにこぼれ出す。

疲労、緊張、満足感、消化不良、様々なものがそこには混じっている。

ある者はすぐに次のシーズンに目を向け、

ある者はシーズンが終わったことで緊張を解き、

ある者はまだシーズンが終わった実感が持てずにいるかもしれない。

 

だがこの退団の報告は、誰もを今目の前にある”現実”に向き合わせる。

我々ASVでも、それは例外ではない。

 

 

 

【もぎもぎの退団】

最終節は惜しくも出場することはなかったが、試合後ロッカールームでチームメイトに報告をした。

もぎもぎ

「ボイスじゃありませんが、試合お疲れさまでした。

私は今季でASVを退団させてもらいます。

このチームに誘ってくれたサカさん、ありがとうございました。

そして一緒にプレーしてくれた皆さん、ありがとうございました。

ASVに入って良かったと思います。

また一緒にゲームをする機会がありましたら、またよろしくお願いします。

お世話になりました」
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後日、代表のさかさんより惜別のツィートが送られる。

さかさん

「ディスコじゃいつもフワフワした空気をまとって、チームの雰囲気を和ませてくれていました。

だから初めて会った時、とってもしっかりした熱い男でびっくりした事を、昨日のことのように思い出します。

CB人材難に漢気を見せて立候補してくれた事、感謝しています。

8thで待ってます」

 

 

 

 

【おりおんさんの退団】

彼の退団は私は寝耳に水で、「え?嘘でしょ?」と心の中で大きな声で聞き返した。

先に退団を発表したもぎもぎとは仲が良く、しかも声が似ている。

最初はどちらがどちらか判別がつかず、そこにもぎもぎが悪戯をしかけてくるものだから、代表のさかさんも「今のはどっち?」と聞き返すこともあった。

私個人、同じDFとしてとても注目していたし、普段言葉を発することが少ない彼がプレーについて提案や感想を述べる時は、彼の声に耳を傾けて少しでも深く理解したいと思った。

優しく甘い声で話す静かな青年はしっかりとした芯を持ち、胸に熱い闘志を秘めた男だったと私は思っている。
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 後日、代表のさかさんより惜別のツィートが送られる。

さかさん

「おりおんくん、

実際に会って、初対面なのにとんでもなく長い時間ファミレスでウイイレ(TP)についてお話した時は、まさかおんなじチームになれると思ってなかったですが、一緒に戦えて嬉しかったです。

今後とも仲良くして下さいね」

 

 

 

 

【ひとみさんの退団】

おりおんさんに続きまさか彼女まで退団するとは知らず、「これはドッキリか?」と思った。チーム設立時からの同期であるプレーヤーだけに、信じられない気持ちもある。

 

個人的には、彼女には恩がある。

私が回線不良で対応に苦戦していた時、リアルタイムでアドバイスをくれた1人が彼女だった。

あの時彼女のアドバイスがなければ、今私はTPをプレーしていなかったかもしれない。

 

その他にも、忘れられないFKがある。

リーグ戦で1点ビハインドの中、センターラインからの彼女のFK。

彼女が蹴る瞬間、目の前に立っていた私が動いたことで、彼女の蹴ったボールが私に当たり、私の操作する選手はそこで悶絶…。ボールは壁打ちのように跳ね返り、再び彼女から蹴り出されたボールから同点ゴールが生まれた。

時も、味方も、敵も一瞬を止められたあのFK、爆笑に包まれたディスコの雰囲気をまだ思い出すことができる。
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 代表のさかさんより彼女にも惜別のコメントが送られた。

さかさん

「ひとみさん、とっても長い長い長い間一緒に戦ってくれて、本当に感謝しています。

今後もうちのアイドルと仲良く元気に過ごしてください。
ASVの事、ずっと応援して下さいね!」

 

 

 

 

【終わりは始まりの始まり】

前述のとおり、

レンタルで加入していた梅まよさんとさくぞうさん

そしてこれまでチームに在籍していたもぎもぎ、おりおんさん、ひとみさんの5人の退団が発表された。

 

寂しくないわけがない。

1人が退団しても寂しいのに、5人もいなくなってしまうなんて。

感傷的なるのは個人的にはあまり好きではないが、この時ばかりは寂しさを強く感じていることを認めざる得なかった。

ぽっかりと空いた穴を眺める感じは不思議で、温かくもあり虚ろであったりもする。

 

けれども、と思う。

このクラブは歩みを止めない。

これからもTPをプレーし続けるし、時を重ねていく。

彼も彼女もその歴史の一部だ。

シーズンの終わりは、新しい始まりだ。

これからもASVは続いていく。

だからこれまでチームを支えてくれた退団する5人のプレーヤーに改めて感謝と、これからの彼らの活躍を祈りたい。

 

「お疲れ様でした。

そして、ありがとうございました

お1人お1人のこれからが幸せで輝くものであることを祈っています」