月刊ASV(May.2021)Ⅱ~eS-LEAGUE CUP~
【eS-LEAGUE CUP グループ抽選】
GROUP A
GROUP B
GROUP C
GROUP D
我々ASVはGROUP A。対戦相手はSTEに決まった。もし初戦を勝てれば、次の対戦相手はFC NoiR。どちらのチームも親睦の深いチームで、顔見知り同士のブロックとなってしまった。
【× STE 前半】
結果から先に述べれば、ASVはSTEに惜しくも1点差で敗戦。互いに得点を奪い合うゲーム展開となった。
両チームともに新しいシーズンに向けて用意された新システムで挑む。そしてYoutubeでの配信により多くの目に晒される互いのプレーは、新シーズンのタイトル獲得へのアピールにもなるはずだ。
H:STE(バイエルン)3-4-3
A:ASV(フランス)4-1-4-1
<試合のスタッツ>
支配率が60%に近い数値示せたのは狙い通りだ。パス成功率もSTEが63.7%に対し、ASVが77.2%だった。そもそもSTEはASVとは真逆で縦に速くボールを運ぶスタイルだったのだから、支配率やパス交換数で数値の差が出るのは不思議ではない。
注目したシュート数でもほぼ互角で、ASVは1試合を通して8本のシュートを放つことが出来ている。枠内へのシュートの確率はSTEが44.4%に対し、ASVは62.5%だった。数値だけで見れば、ボールを支配して枠内率の高いシュートシーンを作り出していたと言える。もちろんSTEは枠を捉えることはできなかったが、決定的なシーンをシュートの度に作り出していたことも忘れてはならない。
それでは試合内容に移ろう。
開始5分
ポグバの選手表示があるところにいるのがLCBののーの。彼からボールをポテが受けたシーン。
その前に右サイドからハンモー(RCB)→ちゃむ(DMF)→のーの(LCB)へとボールが動かされていた。
おわかりだろうか。ポテの横にいるSTEの選手(LWG)が彼を追い越していることを。
ハンモーとちゃむがボールを持っていた時、LWGは高い位置でプレッシャーをかけていた。ボールがのーのへ渡ると、画面左上のスコアが表示されている辺りまで下がっていく。
のーのがターキー(LSB)に渡しリターンパスを受けると、LWGはすぐさま画面の位置まで上がってくる。そしてポテを掠めるように走り、狙いはハンモー、もしくはポテとハンモーの間に位置し、パスコースを遮ることにあったと思われる。
もしボールホルダーのポテが前を向いたら?ポテについては後方からMFが間もなくチェックに当たっており、高い位置でのショートカウンターを狙ったプレーだった。
思惑通りLWGがポテとハンモーの間でパスをカットすると中央のCFに渡し、フリーで先制点を決められてしまった。
前述通り、STEは前へ速くボールを運び、判断や操作スキルでゴール前で勝負をしていた。またピッチ片側に選手を集めボールホルダーや周囲の受け手を囲い込む守備も健在で、逆サイドはCBが開いたり時には4バック気味になりながら守っていた。
失点直後にASVはボールを後ろへ戻しはするものの前へ前へと運ぶと、少しずつ相手ゴールに近づきスペースを見つけられていた。また相手が3バックなだけにCBの外側のスペースが空いており、そのエリアへのショートパスやロングパスも増やして行った。
21分
STEの追加点のシーン。ASVゴール左前でのFKを得たSTE。FKに対し、CFが走り込んで頭で合わせてネットを揺らした。このシーンも配信で振り返ると、キッカーは最初からCB間のスペースに照準を合わせており、CFはキッカーがモーションに入ると同時にCB間のスペースに向けて走り出していた。
2点差をつけられてからも、36分にはサイドからクロスを放り込まれ、これをクリア。さらにロスタイム、うめしゅ(GK)がクリアしたボールを跳ね返されショートカウンターを浴びる。シュートは枠外に外れて失点を免れた。
【× STE 後半】
前半はSTEの攻撃を受けることが多かったASVだが、後半は徐々にチャンスを作り出していく。
57分
待望の得点シーン。ゴール前を固めて守っていたASVだったが、クリアボールを南ちゃん(CF)が左サイドまで流れて拾い、ここから始まる。
南ちゃん→ターキー(LSB)→うめしゅ(GK)へ
のーの(LCB)はうめしゅ(GK)からボールを受けると、ふっちゃん(OMF)へ縦パスをつける。
ふっちゃん(OMF)→ターキー(LSB)→ふっちゃん→レジ(LMF)へと左サイドでボールが前へ進んで行く。
レジ→南ちゃん(CF)に渡ると、画面中央へ走り込むポテ(OMF)へ。
ポテから縦パスを受けたケンタロウ(RMF)がDFをかわしてネットを揺らした。
CFが拾ったボールを一度GKまで戻し、左サイドから最後は中央を崩しての一連のシーンだったが、このプレーの成功の要因は「距離感」と「ボールタッチ」にあると感じている。
前半、ターキー(LSB)がボールを受けても、のーのに戻すことが多かった。それは斜め前にいるふっちゃんにマークがついていることと、サイドハーフのレジが内へ絞りすぎて、縦のパスコースを作れないこともあった。このシーンではSTEはASVゴール前まで攻め込んでいたため、初期配置に選手を配置することができなかった。それでも途中よりピッチ片側への追い込みの守備が発動するのだが、上記のポジショニングの修正と距離感が良くなったことでASVはパスを繋ぎやすくなった。そしてSTEの守備が機能しなかった最大の理由は、ASVがすべてワンタッチ、ツータッチでボールを前へと運び、チェックに行ききれなかったことにある。ツータッチにすることで味方が攻め上がる時間を作り、チェックが予想される所ではダイレクトではたく。この一連の判断がシュートシーンへと繋がったのだと感じている。
選手が動きながらワンタッチ、ツータッチでボールを繋いでいく。そしてポジションに囚われず多くのプレーヤーがフィニッシャーになる可能性のある。そういうプレーこそ新しいASVの攻撃スタイルだ。
78分
ASV追加点のシーン。
右サイドで開いてボールを受けたケンタロウは中央の南ちゃん(CF)に斜めにスルーパスを送る。
そのままエンドラインまで持ち込むが、ニアへの走り込みが遅れた。南ちゃんは2人に囲まれ、ニアへ走り込んだレジも2人のマークにあう。だが2人で4人の注意を向けさせたことが得点に繋がっていく。
南ちゃんが技ありのプレーで2人のマークを剥がし、近くのポテへ。それを見るや、赤いユニフォームの2人の選手が中央から詰め寄ろうとする。
だが、その詰め寄ることこそ、後からゴール前へ走り込んでいたふっちゃんをフリーにさせた。
フリーでパスを受けたふっちゃんは狙いすましてゴールネットを揺らした。
これでスコアは3-2。前半2-0と一方的な試合展開となったが、後半はASVが巻き返した。もっと失点していたかもしれない。シュートがこれほど決まらなかったかもしれない。だが、粘り強く守備をし、チャンスを逃さなかった。そしてプレシーズン通して自分たちのスタイルの良い所、悪い所を把握し共有してきた時間が、この緊張感溢れるCUP戦で成果を出していたと思う。
だが前述の通り、このままタイムアップ。STEに勝つためには、我々にはまだ足りないものがある。これから長いリーグ戦を戦っていくには、まだまだ改善する所はたくさんある。だが、開幕1週間前に見せるプレーとしては希望の持てるものではなかったか。
初戦敗退となってしまったが、ASVは前日も翌日も練習だという。このプレシーズンは新しいスタイルに馴染むために、普段よりも多い練習量でASVは活動してきた。これはASVとしては異常なのだ。だが、そこまでしなければ、今日のこの結果はなかっただろう。
開幕まであと1週間、まだ1週間ある。しっかりと準備をして、顔ぶれの変わった数多くのチームが溢れるリーグ戦を戦って欲しい。
※CUP戦の結果については、eS-LEAGUE公式HPで確認することができます。記事作成時にデータが揃っていなかったので、本記事では試合内容のみとなります。
月刊ASV(May.2021) Ⅰ~プレシーズン序盤~
【eS-LEAGUE 8th AWARD】
シーズン8th終了して1ヶ月が経つが、ASVから8th AWARDに入賞したメンバーの素晴らしい働きを振り返りたい。
まずは総合部門
ふっちゃん
熾烈なアシストランキングで2位を獲得した。移籍最初のシーズンで見事な成績。CKのキッカーや流れの中で見せる輝きは、しっかりと数字に表れている。
ハンモー
前々シーズンに続き、2年連続でのAWARD入賞。前シーズンはDMFとしてプレーし、パス成功率で入賞。今シーズンはプレーの場をLSBに移したが、本人の希望する"SBのレジスタ化"を見事に体現。攻守の動きやポジショニングを何度も試行錯誤しながら得た努力の成果だ。
続いてFW部門
のーの
ドリブル距離で3位に入賞。エースストライカーとして素晴らしい働きを見せるとともに、チームを牽引した。どのポジションでも輝けることに疑いはないが、改めて熱いハートと理論に裏打ちされた言葉が仲間からの信頼を集めている。
続いてGK部門
うめしゅ
パスカットで堂々の1位。シーズン通して安定したプレーで何度も失点を回避し、チームの勝ち点獲得に貢献。全試合に出場した守護神に代わりはいない。次のシーズンからはビルドアップにも参加し、新たな守護神の魅力も見られるかと思うと楽しみだ。
【新たな仲間が加入】
ターキー
体験会に2度参加し、チームが見学会として開催した参加型TPでもプレー。チームは新たな試みに挑戦中でプレーがまだ固まらない中、しっかりとした状況判断と操作スキルで存在感を発揮していた。さらには意見交換でも積極的に発言し、理解力や思考の言語化も素晴らしい。頼もしい仲間の加入だ。
ターキーさん、ようこそASVへ。
eS-LEAGUE 8th終幕
【最終節のスコアと最終順位】
20121年4月25日(日)に行われた2部と3部の最終節により、8thの全日程が終了。早速、最終節のスコアから確認をしたい。
Fantasista(29)、ASV(28)、GOAL(28)、GiNGA FUTEBOLiSTA(27)が9位から12位におり、最終節の勝敗により順位の変動が見られる状態だった。※()内の数字は、最終節前の勝ち点。
9位Fantasistaが首位Jamo'n Nexusに敗戦。
10位のASVは、DO TPFCに勝利し勝ち点3を獲得。
11位GOALは、MNKに敗戦。
12位GiNGA FUTEBOLiSTAは、ESNとの接戦を制した。
結果、ASV→GiNGA FUTEBOLiSTA→Fantasista→GOALとなった。
こちらが最終順位。
ASVは、9位でフィニッシュ。最後の4連敗までは上位に食い込める位置におり、シーズン終盤への期待感で膨らんでいた。終盤は人員的にも厳しい状態になり、敗戦がかさむ中、最終節を勝って終えることができたのは素晴らしい。そして改めてすべてのメンバーに対し、今シーズンの頑張りを改めて称えたい。
ハートのこもったプレーをありがとう。
【個人タイトル】
得点ランキングの上位のランクインはなし。
ASVのゴール
7点:のーの(CF)
6点:カモラネージ(CF)
5点:ソータ(RMF)
4点:さか(CB)、南ちゃん(LMF)、レジ(CF)
1点:タナッカム(CF)、ふっちゃん(OMF)
アシストでは最終節前までふっちゃんが1P差で2位。最終節にtuka(PES FRIEND)が3アシストを記録し、ランキング首位に立つ。最終節にも1アシストを記録したふっちゃんは同率2位。
ふっちゃんは今シーズンより加入し、すぐさまチームにフィット。攻守に渡りバランスを取りながらもアシストを量産。チーム最多得点者ののーのも「欲しいタイミングでパスが来る。すごいわ!!」と絶賛。チーム加入最初のシーズンからの大活躍に、来季への期待も膨らむ。
ASVのアシスト
11:ふっちゃん
5:のーの
2:カモラネージ、南ちゃん、ソータ
1:ポテ、シュガーレス、
【総括】
前シーズンはプレシーズンでフォーメーションを変えたものの、準備不足で開幕から厳しい戦いを強いられた。今シーズンもフォーメーションを変更し、プレシーズンから落とし込みを徹底した。安定した試合が行え、たとえ先制されても、それをひっくり返すことが出来る忍耐力、勝負強さを披露することができていた。
途中で離脱者が出てしまい人員の厳しさはあったが、それによりポジションを固定し対抗戦を行ったことで、役割や動きの浸透がスムーズに行えたのは良段だったのではないか。
今シーズンは「2部昇格」を目標としていたが、叶わなかったのは残念。もちろん目標を持ち、達成することはとても大切なことだ。だが、それと同じくらい大切なことは「全力を尽くせたか」「TPを楽しめたか」という点だと思っている。結果を出せずして…と言われてしまうかもしれないが、私生活や仕事がありながらもTPに時間を割くのだから、是非「全力を尽くしたいと思うし、全力を尽くせた」「楽しかった」と言えるものであって欲しい。もし全力を尽くせなくても、それはそれで良いと思う。それには理由があるのだろうし、全力を出せないことに納得できないのであれば、出せなかった理由を認識し、次の機会ではそれが改善できるように取り組めば良いのだから。
サッカーはミスの連続。上手く行かないことも多く、他人との中で1つのボールをめぐっていろいろな局面に対峙する。だから考え、だから少しでも上手く行くように頑張るのだ。すべてが上手く行くわけではなく、そのために何をするかが大切なのではないか。
そういう意味では、今シーズンも良いシーズンであったと思う。
最後になるが、リーグ運営の方々、対抗戦でプレーして下さった方々、ラジオや新聞を視聴してくださった方々、ASVに関わるすべての方々に対し改めて感謝したい。
皆さま、今シーズンもありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
週刊ASV(2021.04.19~2021.04.25)
【最終節のスカッド】
2021年2月に開幕したeS-LEAGUE 8thもいよいよ最終節。終盤は11人ギリギリでのスカッドが続いたが、今週は1試合のみ。しかも参加可能人数は13名。代表にとっては嬉しい悲鳴だが、選択肢があるということは良いことだ。
ところが左サイドの南ちゃん、そして最終節が出場可能となったフレブルの2人が出場できなくなるというアクシデント。バックアッパーに回っていたハンモーとレジが呼び戻され、最後も11人で臨むことになった。
個人的には、今シーズン左サイドで存在感の大きい南ちゃんと、その南ちゃんとの連携の良いフレブルが左サイドを担うのスカッドを見てみたかったが。
そして最終節にのーのと2トップを組むのは、カモラネージだ。今シーズンは多忙なために出場できない期間があったが、最後に戻ってきてくれたのはチームにとって大きい。さらに回線の不良で参加できなかったちゃむも最終節にGOサイン、DFリーダーのもぎもぎ不在のDF陣には何よりの朗報だっただろう。
■最終節:スターティング・イレブン
GK うめしゅ
CB さか
CB ちゃむ
RSB ケンタロウ
LSB ハンモー
DMF ポテ
RMF ソータ
OMF ふっちゃん
LMF レジ
CF のーの
CF カモラネージ
【ASVラジオ】
今シーズン最後の配信となる第22回のASVラジオ。
まずは先週の対戦から振り返り。
19節で対戦したCRISISは、プレシーズンに開催するASV CUPにも参加したチームで、対抗戦を組むことも多かったチーム。勢いに乗る彼らを止めれず敗戦してしまった。
続く20節では、GiNG FUTEBOLiSTAと対戦。敗戦したが、この試合で今シーズンなかなか出場機会を持てなかったタナッカムが、チームで唯一のゴールをマーク。いつもならシュートシーンで「オラァ!!」と気を吐くタナッカムだが、この日は無言でゴールを決めていく。これにはチームメイトも「今、声出すところでしょ!!」とツッコミを入れた。
さかは、ASV 以前から同じチームメイトだったタナッカムのゴールを喜び、タナッカムのキャラクターを紹介した。自身でもゲーム配信を行うタナッカムは、チームでも自身のチャンネルでもシュートシーンでは「オラァ!!」と気を吐き、ファウルを受ければ「レッド!!レッド!!」とアピールをし、自分やAIが不甲斐ないと「バカヤロー」と大きな声で檄を送る。その声の大きさにチームメンバーからは、「家でそんなに大きな声を出して大丈夫?」と心配されるシーンも。しかし、その声が味方を奮わせ、相手を闘志を見せつけるプレーへと繋がるのだ。故に、人は彼を「覇気使い」と呼ぶ。
その”覇気使い”がチーム唯一のゴールを決めたシーンで叫ばないのだから、これはもはや異常事態だ。チームメイトが声の出しどころを指示するのも無理はない。だが、彼が声を出せばチームにも”覇気”が伝わり活気づき、彼の声で皆を笑わせ場を和ます。なかなかできることではない、素晴らしい能力を持つキャラクターなのだ。
この日の配信では夫人もコメントに書き込みをし、配信を担当するさか氏の声も心なしか弾んだ。
そして最後に、今シーズン最後の試合に挑むにあたり、改めて感謝を述べた。試合前の時点で8勝4分7敗の10位であり、最後の4連敗が痛かった。だが今シーズンも最後までASVがリーグ戦を戦えたことは素晴らしいことであるし、対抗戦を組んで下さった各イレブンの首脳陣、各イレブンの皆様、そしてリーグ運営の方々、チームをリスペクトして戦ってくれているチームメイトに感謝を述べた。
【最終節×DO TPFC】
先に紹介した11人で挑むASV。最後を勝利で終えたいものだ。
スカウティング通り、彼らは3バックではあるが、守備時は5バックを形成し、しっかり守ってカウンターでDFラインの背後を狙うスタイルだった。試合前のアップでも5バックの崩し方、カウンターで攻めてきた時に見せるDFの背後への裏抜けへの対応を確認した。
5分、スローインから繋いでケンタロウがオーバーラップ。クロスをニアでのーのが合わせるもGKが弾く。そのこぼれ球をレジがシュートするが、DFがブロック。
19分、右サイドからソータ→のーのと繋ぎ、中央のふっちゃんへ。シュートはブロックされる。
22分、この日初のCKにさかが合わせるが決まらず。
37分、相手陣内でふっちゃんが奪われるが、ソータがボールを回収するとそのまま中へカットイン。PA内右に開いて走るのーのへスルーパスが通る。のーのは飛び出したGKを見て、ファーのネットを揺らして先制。前半はこのまま1-0で終了。
47分、キックオフで相手がDMFへとボールを送るが、そこへカモラネージが猛然とダッシュ。背を向けたDMFからボールを奪い取ると、そのまま持ち込みシュートを決めてリードを2点とした。必見はカモラネージが奪取後ドリブルするシーンで、のーのが合わせてランニングしていたことだ。これによりカモラネージの前にいたDFがのーのに注意を引きつけられ、カモラネージに詰め寄るタイミングが完全に遅れた。
49分、カモラネージのゴール直後のキックオフ、スルスルと相手に繋がれるとPA内に持ち込まれ失点。これでスコアは2ー1と1点差になった。
62分、ASVはDFが自陣エンドラインから大きく前方へクリア。このこぼれ球を奪い合い、左サイドにこぼれるとASVが回収。左に開いたふっちゃんに渡ると、すぐさま中央へクロスボールを供給。裏へ抜け出したのーのにドンピシャのタイミングで渡り、のーのはGKの飛び出しを見てループシュートでネットを揺らした。のーののこの日2点目のゴールで、スコアを3-1とした。
76分、LSBのハンモーが攻め込んでくる相手からボールを奪い取り、この左サイドを起点に7本のパスを繋いでバイタルエリアへとボールを運ぶと、のーのがDFをかわしてシュート。惜しくもGKに弾かれた。
このあと相手にDFの背後を取られGKと1対1のシーンを迎えるが、うめしゅがシュート直前に間合いを詰めて、シュートコースを消してセービング。守護神の素晴らしい判断で失点を回避。
エースストライカーのーのとアシストランキング上位のふっちゃん、そして右サイドのソータの連携は素晴らしいものがあり、この3人がゴールに絡んでいた。さらには76分に見せたパスワークが今後のASVのプレーの中でもっと増えて行けば良いと思う。
チーム全体が落ち着いてプレーし、自分たちの良さを出せたのが勝因だ。もちろん上記の3人は特に輝いたが、1人1人の頑張りなしにこの結果は得られなかっただろう。
ナイスゲームだ。
週刊ASV(2021.04.12~2021.04.18)
【ASVラジオ】
先週の2連敗は避けて通れない話題で、少しトーンも低い。勝ち点が欲しかったFantasista戦で2人が回線落ち。しかも1人は配信を担当しており、直後さか氏はパニック状態だったと明かした。急遽の配信者交代によりリーグ既定での配信が行えず、また画面もリーグ既定のダイナミックワイドに変更したことで、さか氏は通常のプレーをするのが困難な状態であったと嘆いた。
続くゲキサカ戦、先制するも初戦のアクシデントの余波は続いており、ASVは逆転負けを喫してしまった。しかも同一週での初の2連敗と踏んだり蹴ったりの結果だったようだ。
また今シーズンを振り返り、チームは昨シーズンの成績を上回る数字を残しており、残り3試合をしっかり戦い抜いていきたいと意気込みを語った。
【第19節×CRISIS】
H:ASV(4-1-3-2)
A:CRISIS(4-1-3-2)
使用チーム:アタランタ
プレシーズンより何度も対戦したチームだ。フォーメーションもASVと同じ4-1-3-2を採用している。
試合は序盤から互いに拮抗した展開となっており、ASVにもチャンスはあったがゴールは生まれなかった。
37分、FWのりぷとんに裏抜けを許し、これを決められ先制点を与えてしまう。
47分にはCKのこぼれ球を押し込まれ、点差を2点に。
失点から間を空けず54分には、りぷとんがエンドラインでボールをキープし、マイナスへの折り返しを決められ万事休す。まったくチャンスがないわけではなかったが、ASVはゴールネットを揺らせずノーゴールでの敗戦となった。
ASV 0-3 CRISIS
【第20節×GiNGA FUTEBOLiSTA】
H:ASV(4-1-3-2)
A:GiNGA FUTEBOLiSTA(4-2-2-2)
使用チーム:バルセロナ
先週から3連敗だけに、勝ち点を1でも欲しいものだ。
だが、先制したのはGiNGA。ASVのバイタルエリアでボールを持つと、詰め寄ったDFをダブルタッチで躱し、シュートを突き刺した。「フリーで打たせられない」という心情を逆手にとられた形となった。
前半はこのまま0-1で終了。
後半に入ると、スコアが動く。
54分、64分に決定機を相手に作られるが、いずれも守護神うめしゅがセーブ。彼の働きはシーズン通して安定している。
72分、待望の同点弾。カウンターから前線でのーのがDFを背負うと、この試合CFで出場したタナッカムが裏へ抜け出しボールを引き出す。シュートを決めて同点。
3分後の75分には、ボールを繋いで攻め上がり、PA内マイナスへ折り合えしシュートを放つが、これは惜しくも決まらず。
拮抗した状態を打開したのはGiNGA。82分にシュートを放たれるがPA外へクリア。セカンドボールを拾われると、ダイレクトで繋がれシュートを決められてしまう。
何とか同点に追いつきたいASVは、89分に自陣からゆっくりとしたドリブルで進み、そこからパスでビルドアップのスピードを上げる。少ないパスでゴールへ迫りのーのがシュートを打つが枠外。
90分にはクロスボールを放り込むが、シュートは枠外。
このままタイムアップ、ASVはこの敗戦で4連敗となった。
ASV 1-2 GiNGA FUTEBOLiSTA
【今週のスコア・順位】
eS LEAGUE 8th3部は、Jamon Nexus、Dannyz、CRISISの上位3チームの2部昇格が決定した。まだ最終節が残っているが、21チームによる2か月半の戦いへの輝かしい結果におめでとうと伝えたい。
ASVは今週連敗したことで中位に沈む形になったが、最終節の結果次第では順位に変動があるため、最後まで力を尽くしてもらいたい。
また、ふっちゃんがアシストランキングでトップ。このままタイトルを獲得すれば、クラブ初の個人タイトル獲得者になる。
このところ負け続けてしまいトーンダウンしているが、これは長く続く物語の1ページだ。1つの夜を、限られたチームでのプレーの時間を楽しんで欲しい。そしていつか後ろを振り返った時に、懐かしいその光景に笑みを浮かべられたら素晴らしいと思う。
週間ASV(2021.04.05~04.11)
【第20回を迎えるASVラジオ】
ASVラジオ、記念すべき20回目の配信!!
…というものの、だからと言ってプレゼント企画があるわけでもない。節目としての20回目。この日も担当のさか氏は事前に台本を用意し、限られた時間の中スムーズな語りで配信を行っている。実際にやってみると、これが難しい。内容が支離滅裂だったり、「えーっと」「あの~」を連発させてリズム感に欠けたりする。もちろん声のトーンや語り口調は人それぞれだが、ASVというチームを知る上で、Discordの雰囲気を知る上で、この配信を聞けば何となくわかる。だから新たにチームを探していたり、ASVに関心のある方には是非聞いて欲しい。「こういう人が代表なんだ」「こういう雰囲気でチームプレーをしているんだ」と知って欲しい。
そして20回の配信を担当してくれたさか氏に感謝したい。
さかさん、いつもありがとう(ごめん、パクっちゃった)
【代表、スカッドに頭悩ます】
先週大暴れの南ちゃんが今週は不在の中、シーズン開始からのーのと2トップを務めたストライカーのカモラネージと、負けん気の強いムードメーカーのフレブルが戻ってくるという朗報が入る。12人で挑む17、18節に、さか氏は「誰を出すのか」「どこで使うのか」頭を悩ませることになる。
まずはのーのと組む、もう1人のFWだ。カモラネージが不在の間、レジが代役を務めた。最近では少しずつゴールをマークするようになっている。一方、カモラネージは対抗戦でCFに起用されると開始早々にミドルシュートを叩き込み、その存在感を改めて発揮。そしてmy clubのレートでは完全にカモラネージが上で、コンスタントに出場しているレジか、自力で勝るカモラネージかという選択。
またこの選択には、南ちゃん不在のLMFの起用もリンクしており、どちらを「前線に置くべきか」「どちらをサイドで起用すべきか」、いくつもシチュエーションを想像しながらチームとしての最適解を探すことになる。
もう1つはフレブルの起用だ。フレブルの主戦場となるLSBは現在ハンモーが継続して担っており、ハンモーがそのまま起用されるのではないか。となると、フレブルはいつもより1つ前のポジションであるLMFでの起用となる。つまりレジとカモラネージ、さらにフレブルが絡む3つ巴のポジション争いが勃発だ。
【波乱の第17節】
第17、18節2試合通してのスカッドは以下の通りに決定。
GK うめしゅ
CB もぎもぎ
CB さか
SB ケンタロウ
SB ハンモー
DMF ポテ
RMF ソータ
LMF カモラネージ
OMF ふっちゃん
CF のーの
CF レジ
CFはレジ、LMFにカモラネージが入った。フレブルは急遽出場が取りやめになり、今週も11人で2試合を戦うことになった。12人で戦うのが見たかったというのが本音だ。
第17節の対戦相手であるFantasistaとは直近で対戦しており、好感触を得ていた。自分達よりも下位のチームだけに、しっかりと勝ち点を勝ち取りたいところだった。
しかしこの試合はアクシデントで、とんでもない方向へと傾いた。
キックオフから間もなく、カモラネージに電波マークと遅延が発生。そして15分には、回線落ちによりカモラネージが離脱。
24分、ASV右サイドのエンドライン際のボールを持たれ、後ろへ戻されると、そのままクロスを放り込まれる。クロスボールを頭で合わされてFantasistaに先制されてしまった。
今シーズン、追いかける展開でも追いつき、追い越してきたASV。前半を1点差に抑え後半は追撃態勢を期待した。しかし後半開始間もなく、レジも回線落ちする波乱。これで9人と2人のCOMで戦うことになったASVは最後まで得点することができず、0-1で敗戦してしまった。痛い1敗だ。
【第18節:勝ち点1差の直接対決】
第18節の対戦相手のゲキサカFCとも直近で対抗戦を行っている。ASVは勝ち点1差でゲキサカの上にいるだけに、ここは負けられない。
気持ちが勢いとなり開始から15分、ASVは相手陣内に入り右サイドでボールを持つと、ボールホルダーの近くを裏へ抜けたのーのにパスが渡る。のーのはそのままエンドラインまで持ち込み中へ折り返した。後方から走り込んできたレジが勢いのままシュートを叩き込み、ASVが先制。
直後の19分には、CKでファーのさかが中へ走り込み頭で合わせるも、これは惜しくも枠外。
相手ゴール前での連続したチャンスの演出に、DF陣も相手の攻撃を体を張りブロックし、失点を回避。
1-0のまま迎えた63分、右サイドでゲキサカがボールを持つと、そのままクロスが放り込まれ、これを合わされて同点。
さらには72分、ASVはゲキサカに左サイドの突破を許すと、クロスを放り込まれる。クロスボールをトラップされ、ターンからフリーになられてしまいゴールを決められてしまう。結局これが決勝点となり、ASVはゲキサカとの直接対決に敗戦し、第17、18節を通して2連敗となった。
【今週のスコア、順位】
第15、16節を2連勝していただけに、17節の敗戦は手痛いものだった。さらに18節は先制するも逆転負けで2連敗。この結果、今季目標としていた2部昇格は不可能になってしまった。
だが、リーグ戦はまだ3試合残されており、最後まで試合をできる幸せを噛み締めながら、来シーズンに繋がる試合をしてもらいたい。
またカモラネージとレジは17節で回線落ちをしているだけに、残り3試合で回線落ちがあると出場停止になる。人員に余裕のないASVにとって2人の出場停止となれば、かなり苦しいことになる。
が、いつだってまずは楽しもう!!
週間ASV(2021.03.29~2021.04.04) その2
【第16節×WE310】
H:WE310(4ー3ー3)
A:ASV(4ー1ー3ー2)
使用チーム:リバプール
11分(ASV)
ふっちゃんのCKからCBさかが頭で合わせて先制!!(0-1)
13分(WE310)
後方からのフライパスをPA 内でピタっと止める技ありトラップ。ファーのネットに突き刺し振り出しに戻される。(1-1)
14分(WE310)
13分のゴールからのキックオフ。CBに戻すが、ロングパスの打ち際を狙われ詰めたCFに当たってしまう。こぼれたボールをサラーに拾われ、独走状態から逆転ゴールを許す。2分で逆転を許す展開に唖然。(2-1)
31分(ASV)
インターセプトからPA内左をフリーで走る南ちゃんへフラスルが通る。シュートは弾かれる。
40分(ASV)
待望の同点ゴール。右サイドからのーのが深くえぐり、後ろから詰めてきたふっちゃんへ折り返す。シュートはこぼれ、これにソータが詰めるが、これも再びこぼれた。これに反応したレジは明らかなオフサイド。しかしこれに近寄りながらも通り過ぎると、同じく詰めていた南ちゃんがゴール。レジのプレーがオフサイドではないかという疑惑があったが、ボールに関与しなかったと判定されゴールが認められた。(2-2)
47分(ASV)
前半を2-2で終えることが出来たASVはその勢いのまま、キックオフからの一連のプレーでのーのがフリーでシュート。
49分(ASV)
後半開始から両サイドハーフが躍動。GKからのフィードキックを受けたのーのは、PA内右を走るソータへパス。ソータは逆サイドで中へ絞ってきた南ちゃんへ速いグラウンダーのパスを供給。南ちゃんがダイレクトで合わせてこの日2点目を決め逆転に成功!!(2-3)
53分(ASV)
追加点が決まる。右サイドのソータが後ろに位置取るふっちゃんとワンツーでPA内に侵入。GKの位置を見て冷静に打ち抜いてリードを2点に広げた。(2-4)
86分(WE310)
4点目以降互いに攻守の切り替えの多い展開が続いたが、得点を決められ土壇場で1点差に詰められる。(3-4)
このまま耐え抜いたASVは、3-4で打ち合いを制した。
試合前「打ち合いにしたくはない」と言っていたが、見事な乱打戦に。前半早々に逆転されたのは幸運だったかもしれない。試合後、DF陣は「攻撃陣が決めてくれて、本当に助かった」と苦しい状況から救われたことに安堵した。攻撃陣は特に2列目が躍動。前半終了間際に同点弾、そして後半開始早々で逆転、追加点と得点のタイミングがとても良い。試合動画には相手のマイクがONになっており、一喜一憂ぶりも臨場感を醸しだしていた。
もちろんすべての試合ではないが、先制点を奪われても得点を期待できるチームとなり、これまた苦手な部類に入るWE310に対しても4得点と得点力を発揮できた。
【今週のスコア・順位表】
来週から離脱していたメンバーの復帰の朗報もあり、さか氏がASVラジオで「今離れているメンバーを、昇格争いが続いている状態で迎え入れたい」と語っていた言葉通り、今週の2連勝で勝ち点6を得て勝ち点の合計を28とした。
一気にジャンプアップしたことで、目標であった昇格争いにグイグイと加わってきた感じだ。競馬で言うなら中団からレースを見て駆け上がる「差し馬」と言ったところか、まもなく最終の第4コーナーがやってくる。そうすれば最後の直線を駆け抜けるだけだ。
ASV号のレースもいよいよ佳境を迎えようとしている。ジョッキーは手綱を強く握り、ペースを上げるように促した。ASV号はそれに呼応し、速度を上げ位置取りを前へと動き始めた。さあ、ペースを上げて行こうか。前へ前へ、GO、GOだ。